Steamは、世界中で使われているゲームのプラットフォームで、無料で試せます。
誰でも簡単に使えるため、多くの人に利用されています。
日本でもだんだんと人気が出てきており、まだ使ったことがない人もSteamについて知りたいと思っているかもしれませんね。
ゲーミングPCをBTOメーカーから購入する際には、Steamがあらかじめインストールされていることもあります。
これは、日本国内でもSteamユーザーが増えている証拠ですよね。
このページでは、Steamを上手に使うための方法も紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
あなたのゲームライフがさらに充実したものになるはずです。
・Steamゲームの最安値・セール情報の調べ方!SteamDBの具体的な使い方
・Steamキーを安く買える店は?海外ストアのおすすめを紹介!
Steam(スチーム)とは何か?
Steamとは、アメリカのワシントン州にあるValve Corporationが運営している世界的なゲームのプラットフォームサービスです。
Valve Corporationは「カウンターストライク」や「Portal」、「ハーフライフ」といった有名なゲームも制作しています。
Steam自体は、PCゲームのダウンロード販売を専門に行うウェブサイトで、Apple StoreやGoogle Playのように、ゲーム専門のオンラインストアとして機能しています。
Steamを使うと、購入したコンテンツをかんたんに管理できるようになり、アンインストールや再インストールもディスクがなくても簡単にできます。
さらに、SNS機能も備えており、多くのユーザーがPCにSteamクライアントを常に起動させています。
現在、ゲーミングプラットフォームとしては圧倒的な存在感を示しており、他の媒体と比べても一強状態にあります。
例えば、Stadiaは2023年にサービスを終了しました。
日本では、ドスパラなどのBTOメーカーがゲーミングPCを購入する際に、Steamがプリインストールされた状態で提供されることもあります。
また、ドスパラでは購入時に貯まるポイントをSteamのポイントに交換できるサービスも提供しています。
Steamは、開発サイドにとっても魅力的な仕組みなのです。
インディーズゲームの開発者にとっては、まだ知られていない新しいコンテンツを世界中のゲーマーに提供できる場となっています。
例えば、「マインクラフト」も元はインディーズゲームで、Steamでの人気が高まり、大手タイトルへと成長しました。
今や、日本でも非常にポピュラーな存在となっていますよね。
Steam(スチーム)の基本データ
まずは、スチームの基本データについてまとめていきます。
どのようなゲームプラットフォームなのか、概要を掴んでいきましょう。
ゲームタイトル・アクティブユーザーの多さ
Steamは、2023年7月時点で124,374ものゲームタイトルを取り扱っており、年間に10,000以上の新タイトルが追加されています。
これには有名なゲームからまだあまり知られていないインディーズタイトルまで含まれており、そのラインナップの豊富さは目を見張るものがあります。
もちろん、古くなったり人気がなくなったタイトルがカタログから消えることもあります。
さらに、Steamのユーザーベースの規模は驚異的です。アクティブユーザー数は約1億3,200万人と、日本の総人口に匹敵するほどです。
また、最大同時接続ユーザー数は過去4か月で最高3,359万人に達しました。
これらの数字は、Steamがどれだけ多くの人々に支持されているかを物語っています。
さらに、Steamは28の言語に対応しており、35以上の通貨で取引が可能です。
これにより、世界中の様々な国と地域のプレイヤーがアクセスしやすくなっています。
このような規模と支持を受けているため、後発のゲーミングプラットフォームが市場に参入しても、なかなかこの巨大な壁を超えることができず、簡単には市場から退場してしまうことが多いです。
Steamはゲーミング業界において、独占的な地位を築いています。
対応している国の言語・シェア率
Steamは世界中のプレイヤーが集まるゲーミングプラットフォームで、28の言語に対応しています。
この多言語対応が、世界中から様々なゲームが集まり、多様なプレイヤーが交流できる好循環を生んでいます。
言語のシェア率は次のようになっています。
- 英語:36.92%
- 中国語:25.32%
- ロシア語:9.43%
- スペイン語:4.86%
- ポルトガル語:4.10%
- ドイツ語:3.20%
- 日本語:2.46%
- フランス語:2.32%
- ポーランド語:1.80%
- トルコ語:1.44%
- 韓国語:1.23%
- タイ語:0.89%
- イタリア語:0.67%
これを見ると、Steamは特に英語圏がメインのプラットフォームであることがわかります。
ただし、日本人プレイヤーのために、人気があるタイトルには有志による日本語化の翻訳Modが提供されることもありますので、日本語に対応していないゲームでも諦めずに調べてみる価値があります。
また、北米や西ヨーロッパ、最近では中国や日本のユーザーが増えており、特にアジア地域のユーザーが目立って伸びています。
しかし、言語の壁があり、時には意思疎通が困難になることもあります。
これにより、ゲーム内での誤解やトラブルが発生することも少なくありません。
サーバー選択については、アジアや日本のサーバーがあってもプレイ人口が少ないため、多くのプレイヤーが北米などの人口の多いサーバーに流れる傾向があります。
夜中になるとアジア圏のプレイヤーは一気に減少するため、時にはプレイが困難になることもあります。
英語が理解できると、これらの問題を軽減し、ゲーム内でのコミュニケーションもスムーズになります。
基本的な英単語を覚えておくだけでも、ゲームをより楽しむことができるようになるでしょう。
Steamに対応している決済方法は?
Steamは、様々な支払い方法に対応しており、利用者にとって非常に便利です。
PayPal、クレジットカード、電子マネー、コンビニ決済、Steamプリペイドカードなど、幅広い選択肢があります。
ただし、注意が必要な点があります。
例えば、クレジットカード情報を新規に登録する場合やカード情報を変更する場合、セキュリティ対策として約7日間の審査期間が設けられ、その間はSteamでの一部の機能が制限されることがあります。
これは新規登録だけでなく、カード情報の変更時にも適用されるため、少々不便を感じることがあるかもしれません。
また、クレジットカードによっては毎月審査が入ることもあります。
このセキュリティの厳しさは安心感を与える一方で、一部のユーザーには不便と感じられるかもしれません。
もしクレジットカードの使用が不便な場合は、PayPalの使用を検討すると良いでしょう。
PayPalは登録したクレジットカードで支払いを行いつつ、セキュリティ面でも高い信頼性を誇ります。
PayPalをまだ持っていない方は、他の海外サイトでの支払いも見据えて、登録しておくことをおすすめします。
これにより、Steamだけでなく、他のオンラインサービスでもスムーズに決済が可能になります。
Steam(スチーム)を始める方法を画像付きで解説
Steamを始める方法について説明しますね。
まずは、インターネットでSteamの公式サイトに行きましょう。
そこにある「STEAMをインストール」というボタンをクリックして、ソフトウェアをダウンロードします。
次に、画面の右下にある「Steamに登録」というボタンをクリックして、新しいアカウントを作る手続きを始めます。
必要な情報として、メールアドレスと住んでいる国を入力し、利用規約に同意したら「続行」をクリックします。
その後、入力したメールアドレスにメールが届くので、メール内の「メールアドレスを確認する」というリンクをクリックします。
これでメールアドレスが本当にあなたのものか確認できます。
最後に、自分だけのSteamアカウント名とパスワードを設定して、「完了」をクリックすれば、Steamの準備が完了です。
これで、Steamを使って、いろいろなゲームを楽しむことができますよ。
Steam(スチーム)を使うメリット・特徴は?
スチームを使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
Steamゲームプラットフォームの特徴や、良いところをまとめてみました。
MAX90%オフのお得なセールが定期開催
Steamでは、平日と週末にそれぞれセールが行われ、毎日何かしらのゲームがお得になっています。
平日セールは、日本時間の火曜日に始まり、土曜日まで続きます。週末セールは、日曜日と月曜日のみ行われます。
さらに、クリスマスやハロウィンのような大きなイベント時には、最大90%OFFといった大幅な割引もあります。
特に無名の軽いゲームは、10円以下で販売されることも多く、「安いから買っておこう」という気持ちから、気づけばたくさんのゲームを積んでしまうこともあります。
私自身、1,000本近くのゲームを積んでしまった経験がありますが、計画的に購入することをおすすめします。
新しいタイトルにはそこまで大きな割引は期待できないことも、頭に入れておきましょう。セールの時期は以下のようになります。
- Steam Spring Sale:5月の終わり
- Steam Summer Sale:6月の終わり
- Steam Autumn Sale:11月の終わり
- Steam Winter Sale:12月の終わり
これらのセールは毎年同じ時期に行われるわけではありませんが、ある程度の予測は可能です。
「ホリデイセール」と称して、長期休みにタイミングをあわせた割引も開催されています。
また、セールで一度買い逃しても、同じタイトルが再びセールになることもありますから、あまり心配しなくても大丈夫です。
早期アクセスってどんな仕組み?
Steamでの早期アクセスとは、ゲームが正式にリリースされる前に、開発中のゲームをプレイできる特別なプログラムです。
このプログラムでは、ゲームを約10%程度割引価格で購入することができます。
これは、正式リリース後にゲームを買うよりもお得なので、人気のゲームでも手頃な価格で楽しむことができるというメリットがあります。
早期アクセスは、オンラインゲームのオープンベータやクローズドベータテストに似ていますが、違いはこのプログラムが有料である点です。
運営会社は、早期アクセスを通じてゲームを販売しながら開発資金を調達し、プレイヤーからのフィードバックを受けてゲームを改善していきます。
これにより、ユーザーのニーズに合ったゲーム開発が進めやすくなります。
ただし、注意が必要なのは、早期アクセスのゲームは完全には完成していないため、不安定であったり、最適化が十分でなかったりすることがあります。
そのため、プレイする際は少し寛容な心が求められるかもしれません。
早期アクセスに参加することで、ゲーム開発の一環として貢献できるという面白さもあります。
たくさんの新規ゲームに出会える
Steamを使うと、たくさんの新しいゲームと出会うことができますよ。
さまざまなゲームが紹介されていて、これまでに購入したタイトルに基づいたオススメもされます。
Steamには12万以上のゲームがあり、家庭用ゲーム機のPS5やSwitchと比べても、その数はずっと多いんです。
ゲームごとにユーザーのレビューが公開されているので、それを読んでから買うと、思っていたのと違うということが少なくなります。
最初は「圧倒的に好評」や「非常に好評」と評価されているゲームから試すのがいいでしょう。
慣れてきたら、マイナーなインディーズゲームにも挑戦してみてくださいね。
ただ、価格が安いので、つい買いすぎてしまうことがデメリットかもしれません。
Steamには返金制度もあるので、特定の条件を満たしていれば返金を受けることができます。
これはゲーマーにとっても非常に便利です。Steamの広い世界に飛び込んで、たくさんのゲームと出会ってほしいです。
たとえば、日本ではシミュレーション系のゲームがあまり多くないですが、Steamではこのようなゲームが豊富にあります。
これは、ニッチなニーズにも応えられるからで、国内メーカーが日本で主に展開するよりも、世界市場を対象にすることで、小さなファン層がいても長く続けられるんです。
英語のゲームでも、ユーザーが日本語化Modを作ってくれることも多く、今では日本語対応のゲームも増えていますから、言語の壁が少なくなってきています。
ゲームが一元管理できる
Steamは、いろいろなゲームを一元管理できるところが大きな特徴です。
たとえば、パッケージ版のゲームを買ったときも、そのゲームのシリアルコードをSteamに入力すれば、Steamで管理できるようになります。
これによって、あなたがプレイした時間も自動で計測されて、一番長くプレイしているゲームがすぐに分かるんですよ。
最近では、ダウンロード版が主流になり、パッケージ版のゲームは中古ショップに売れなくなることが多くなっています。
これが、パッケージ版のメリットが少なくなっている理由の一つです。
しかし、Steamに登録したゲームなら、一度アンインストールしても、実績やプレイ時間が消えることはありません。
もしまたそのゲームをプレイしたくなったら、前の実績データから再開できますし、セーブデータもクラウドに保存されるので、どのパソコンからでも続きからプレイできるのがとても便利です。
これまでのゲームプラットフォームとは異なり、Steamで販売されていないゲームも登録することができます。
これらのゲームは実績やデータは記録されませんが、Steamを通じて起動することができ、プレイ時間は記録されるので、時間を管理したいときにも役立ちます。
チート対策が実施されている
チート対策に関しては、他の無料で使えるプラットフォームと比べても優れています。
不正を行ったユーザーのアカウントをBAN(アクセス禁止)する権限があり、有料ゲームでチートをするリスクは非常に高くなっています。
このため、チートを行うことが抑止力になっています。
しかし、残念ながらチーターの数は年々増加しており、罰則も厳しくなっています。
一度永久BANを受けたアカウントは基本的に復活することができませんし、アイテムを没収されることもあります。
また、期間限定のBANが解除された後でも、その記録はプロフィールに表示され続けるのです。
スマホの電話番号を使用した「Primeアカウント」という制度もあり、これを利用することでチーターと遭遇する確率を下げることができます。
現在は一部のゲームでのみ適用されていますが、対応しているゲームであれば利用すると良いでしょう。
ただ、このPrimeアカウントにも抜け道があり、完全にはチートを防げない状況です。
また、「ファミリーライブラリシェアリング」という機能があり、これによって友達や家族が持っているゲームを共有できます。
しかし、この機能を悪用してチートを行う人もおり、そのために多くの人気タイトルではオンラインプレイが共有できなくなっています。
以前はより効果的なチート対策が可能でしたが、現在はどのプラットフォームもチーターとのいたちごっこが続いています。
チーターの存在はゲームの楽しさを損ね、プレイヤーのモチベーションを奪う原因となります。
Steamは引き続きチート対策に力を入れているため、今後も対策は進化していくことでしょう。
ゲーム開発者には快適な環境
ゲームを開発する人たちにとっては、非常に良い環境が整っています。
例えば、「CS1.6」や「DayZ」のように、もともとはMod(ゲームの改造データ)だったものが、独立したゲームに成長する例もたくさんあります。
これは、SteamがModを作りやすく、またユーザーが簡単にModを追加できるからです。
Modは簡単に一つのクリックでゲームに追加でき、多くの人に試してもらいやすいのです。
Steamには、各ゲームごとに「Workshop」という特別な場所があり、ここから無料で様々なModを入手できます。
これにより、ゲームの楽しみ方が広がり、クリエイターもプレイヤーも使いやすい環境が提供されています。
面倒なファイルの設定変更やデータの梱包・展開をする必要がないため、誰でも簡単にModを楽しめます。
かつてSteamには「グリーンライト」というインディーズゲームを紹介するカテゴリーがありましたが、今はなくなってしまいました。
しかし、今でもたくさんの新しいインディーズゲームがSteamに登録されており、小規模なゲームクリエイターにとって身近な場所です。
早期アクセスという制度を利用すると、ゲームが正式にリリースされる前にプレイすることができ、開発資金を集めながらゲームを作り上げていきます。
早期アクセスで始めたゲームは、正式リリース時に価格が上がることもありますが、早めに始めることでお得に楽しめることもあります。
そして、Steamには有名なゲームだけでなく、あまり知られていないけれど自分にぴったり合うかもしれないゲームがたくさんあります。
新しいお気に入りを見つける楽しさを、ぜひ体験してみてくださいね。
プレイヤー数がかなり多い
ゲームが古くなっても多くのプレイヤーが活動しているため、国内のサーバーで運営されているゲームとは違い、過疎化が進んでも一定数のプレイヤーが保たれています。
たとえ10年以上前のゲームであっても、まだたくさんの人が楽しんでいるんですよ。
ただし、海外のプレイヤーも多いので、日本との時差に注意が必要です。
日本の活動が活発な時間と海外のそれとが違うと、ゲームが過疎って感じられることがあります。
さらに、国外のサーバーに接続するときは、インターネットの遅延(ping)が問題になることもあるので、遊びにくいこともありますね。
しかし、Steamには長く愛されるゲームが多く、時が経ってもその人気は衰えません。
時には、何年も経った後に新しい追加コンテンツ(DLC)が発表されることもあります。
国内のゲームでは過疎化が進むとなかなか止まらないことが多いですが、Steamではプレイヤーがたくさんいるので、その心配が少なくなります。
プレイヤーが多いということは、情報もたくさん出回っていて、ゲームの困ったことやバグに対する解決策も見つかりやすいです。
これがSteamの大きな強みの一つです。
また、無料で遊べるゲームも多いので、Steamをまだ始めていない人は、無料ゲームから試してみるといいでしょう。
それでSteamの楽しさを知ることができるはずです。
Steam(スチーム)におけるチート対策の問題点
Steamはさまざまなチート対策をしていますが、完全ではなく、まだ解決すべき課題もあります。
ゲームで使えるアイテムが本当のマネーで取引可能
Steamでは多くのオンラインゲームで、リアルマネーを使ってアバターやスキンなどのアイテムを購入できます。
これは「リアル・マネー・トレード」(RMT)と呼ばれ、ゲーム内アイテムを現実のお金で売買する行為です。
多くの国内ゲームではこのRMTが禁止されており、行うとアカウントがBAN(利用停止)されることが一般的です。
しかし、Steamでは一部のアイテムに限りこのような取引が許可されています。
Steamのマーケットでは、少数のゲームでのみアイテム売買が可能で、完了するとSteamポイントに変換されます。
これらのポイントはSteam内でのみ使用でき、他の通販サイトなどでは使うことができませんが、別のサイトを通じて売買することで現金化することも可能です。
このようなシステムが、不正行為やチートを促進する要因となっています。
例えば、「Counter Strike」という人気のFPSゲームでは、プレイヤーは武器の見た目を変えるスキンを購入できます。
これらのスキンはゲームプレイに影響を与えるわけではなく、純粋に見た目が変わるだけですが、非常に希少なスキンは高額で取引されることがあります。
スキンを得る一般的な方法は、ガチャとして知られるボックスからランダムに獲得する方法です。
このボックスを開けるには、300円の鍵が必要です。
不正行為をしてもガチャの当たり確率は変わらないものの、チートを使うと箱が手に入りやすくなることから、不正利益を得ることが可能です。
このようなチート行為はBANの対象となりますが、短期間で大きな利益を得られる可能性があるため、チーターが増えているのが現状です。
Steamのマーケットは便利でありながら、悪用されるリスクも伴っています。
このため、Steamは正直なプレイヤーと不正を行うプレイヤーが共存する難しい環境を管理し続けなければならないという大きな課題を抱えています。
ギャンブルサイトという懸念事項
Steamでのスキン取引はとても人気がありますが、ギャンブルサイトが問題を引き起こしていることも事実です。
ギャンブルサイトでは、プレイヤーが持っている高額なスキンを賭けてゲームを進めることができ、ルーレットのような形で行われます。
このゲームでは、賭けたスキンの価値が高いほど勝ちやすくなります。
勝てば賭けられたすべてのスキンを手に入れることができるので、多くのスキンを獲得することが可能です。
しかし、このようなギャンブルの存在が、不正行為やチートを増やす原因にもなっています。
多くの人が金銭を目的としてチートを行い、ゲームを不公平に進めようとするからです。
国内のオンラインゲームでも似たような問題が発生しており、リアルマネートレードが可能なシステムだと、不正を行う業者が増えるのと同じ状況です。
特に、「PUBG」のような無料化されたゲームでは、初めは有料で、スキンをリアルマネーに交換できるサイトが存在しましたが、プレイヤーやチーターの数が増えるにつれ、問題が顕著になりました。
そのため、Steamの公式マーケットでの取引が制限され、出品できるアイテムも少なくなりました。
これにより、チーターの数が減少し、スキンの価格も大きく下落しました。
この例から学ぶべきは、ゲーム内でリアルマネーに換金できる要素があると、ゲームが荒れやすくなるということです。
今後新しく登場するゲームには、同様の制限を適用することで、チートのメリットを減らし、結果としてチートを行う人も減少するでしょう。
ゲームの公正を保ち、プレイヤーに公平な環境を提供するためには、システムの制限が非常に効果的です。
Steamは無料で使えるコンテンツも豊富
Steamはゲーム販売のプラットフォームとして知られていますが、お金を使わずに楽しむ方法もあります。
たくさんの無料コンテンツが用意されていて、これらを利用してSteamを無料で楽しむユーザーもたくさんいます。
無料で提供されているゲームやアプリを使うことで、費用をかけずに多様なエンターテイメントを楽しむことができます。
もちろん、有料ゲームのほとんどは無料でプレイすることはできませんが、無料で楽しめるコンテンツも豊富にあるため、お金をかけずにSteamをフルに活用することが可能です。
無料ゲームだけでなく、デモ版やトライアルもあり、新しいゲームを試す良い機会となります。
無料で遊べるゲーム
Steamでは、お金をかけずに楽しむ方法として無料ゲームが一番の選択肢です。
多くの基本無料のゲームはアイテム課金が存在するものの、課金せずとも十分楽しめます。
特に人気のある無料ゲームには、「Apex Legends」、「Counter Strike 2」、「Dota 2」などがあります。
これらのゲームはアイテム課金をしなくても楽しむことが可能です。
さらに、あまり知られていないゲームや、人気ゲームに影響を受けたゲームも無料で提供されています。
例えば、「DAYZ」や「Minecraft」に類似したゲーム、国内でサービスが終了したゲームの類似品などもSteamで見つけることができます。
無料ゲームの種類は非常に多く、一生遊んでも遊び尽くせないほどです。
ただし、海外の基本無料ゲームの中には、進行が難しく課金を促されるものもあります。
そのため、無課金でストレスが溜まるゲームも存在します。
色々なゲームを軽い気持ちで試してみることで、自分に合ったゲームを見つけることをおすすめします。
コミュニティに参加して楽しむ
Steamには「コミュニティ」という素晴らしい機能があります。
これは、趣味や興味が同じフレンドたちがグループを作ることができる場所です。
攻略情報や新しいアップデート情報を共有できる掲示板もありますし、マイナーゲームに対する掲示板も充実していますので、最新の情報をリアルタイムで交換することができます。
ただ、多くの掲示板は英語で運営されているため、言葉の壁があるかもしれません。
日本語のコミュニティも存在しますが、ゲームや話題によっては参加者が少ないこともあります。
そんな時は、X(旧Twitter)で情報を検索する方が早く答えが見つかることもあるでしょう。
特にソロプレイのゲームにおいては、Wikiのように詳細な攻略情報が掲載されていることが多く、役立ちます。
しかし、コミュニケーションツールとしてDiscordが台頭してきたため、Steamコミュニティの活気は少し減少しているように感じられます。
Discordでは、よりクローズドなコミュニケーションが可能で、プライベートな会員制サロンのような使い方もできます。
しかし、Steamで特に有用なのは、ゲームのレビュー機能かもしれません。
レビューには「圧倒的に好評」や「やや好評」などの評価が表示され、これらは非常に正確で信頼されています。
ゲームに不具合やバグが多い場合は評価が下がるため、面白いゲームを探す際にはこれらのレビューを参考にすると良いでしょう。
無料で活動する場合でも、こうした情報は簡単に手に入れられるので、ぜひ活用してください。
チャットツール・ボイスチャット
Steamにはフレンドとのコミュニケーションを支援するチャットツールが備わっています。
これにはテキストチャットやボイスチャットの機能がありますが、SkypeやDiscordのような他のアプリケーションと比較すると、あまり使われることはありません。
特にDiscordでは、ゲームをプレイしながら簡単に話ができたり、プライベートな内容を送信することができるので便利です。
Steamのボイスチャットは、音質があまり良くないことや、使い勝手がいまひとつな点から、あまり重宝されていないのが現状です。
ただし、システムの負荷が軽いため、それが唯一の利点と言えます。
かつては、Discordが登場する前には、Teamspeak 3(TS3)よりも手軽に使えるという点で需要がありましたが、今ではほとんど使われていないように見えます。
また、Steamには無料で楽しめるコンテンツも豊富にあります。
例えば、イベント参加賞で得られるスタンプなど、チャットで使えるアイテムがあります。
これらのスタンプはLINEのスタンプと似たような使い勝手で、デザインは海外向けですが、コレクションとして楽しむこともできます。
無料コンテンツだけでなく、有料コンテンツからも集めることが可能なので、収集する楽しみもあります。